Simpleな恋
「ねえアズアズはなんでそんな冷たいの?」
一言でいうと冷血とゆうかそんな感じだ。
「別に…ってか何で先輩はここにいるんですか?」
「えー、今日はアズアズに前もらった紙書くの手伝ってもらおうと思って」
そう言ってみるものの無反応。
「アズアズは好きな人居るのー?」
「……居ませんよそんなもん。」
「えー嘘だな。ほらほら好きな人だあれ?」
全く顔色が変わらない。
(困らせたい…)
俺にSのスイッチが入る。
「早く言わないとチューしちゃうぞ。」
これでどうだ。
思いきり挑発してみる。
しかし…
「冗談やめてください。」
手強い。
だから俺は思い切って亜豆にキスした。