運命



ガタッ!!ガタガタッ!!



早梨『もぉ…仁美と凌くんどこまで脅かそうとしてんの!?』



美紅『そぉだょ!!もう引っ掛からないから早くドアを揺らす音止めてきて!!』



仁美『…えっ。それウチらじゃない…』



凌『…俺らそこまで仕掛けてないよ。それに…俺らの携帯とかここにあるし…』



と言いながら凌は自分の携帯と仁美の携帯を見せた。



それはたしかに、二人の携帯である証拠として白い携帯に同じストラップが付いていた。



優依『じゃぁ…あの音は…なに??』



一斉にドアを見るが、音は鳴りやまない。



ガタッ!!ガタガタッ!!



すると、音が止まった。



雄輔が恐れ恐れ近づく。



そして、雄輔がドアまであと1㍍に達した時



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