運命



それから授業が始まると同時に哲志からの攻撃も始まった。



哲志は、私の前の席だ。



哲志が授業も聞かず後ろを向いて質問をしてくる。



哲志『仁美。昨日すごい仲良かったね!!凌ちゃんと…♪♪』



仁美『たまたま…話しが合っただけだし!!』



哲志『ほぉ~。恋に落ちたりしなかったの??』



哲志にはバレたくない一心で嘘をつく。



仁美『落ちるわけ…ないじゃーん!!』



(焦ったぁ~哲志にバレたらかなりイヂられるしな…!!)



そう…8ヶ月前までは同じクラスの大毅というテニス部の人が好きだった。



だが…告白する前に彼女がいる事を知り諦めたのだ。



その事を哲志に教えてしまいかなりイヂられた事がある。



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