運命



すかさず、仁美はその男の子の元に走った。



仁美『あなた…名前なんていうの??どこの部屋??』



男の子は緊張しているのか、小さな声で喋った。



男の子『……ζΘ※〓凌。』



仁美『…りょう??』



名字は聞こえなかったがりょうと言った事はわかった。



男の子『……ぅん』



仁美『私は、仁美だょ。ひとみ、凌ちゃんのお部屋に行きたい!!』



凌『えっ……』



すると、廊下から声が聞こえてきた。



凌ママ『凌ちゃん♪♪あらっ!!もう…お友達出来たの??』



仁美はぼーっとして何かに気づいたように言葉をはいた。



仁美『はじめまして。仁美です。四つ葉幼稚園のやまぐみ5歳です。』



凌ママ『あらぁ…はじめまして凌の母です。凌の事よろしくね♪♪』とニコッと笑った。



凌『ママ…僕の部屋どこ??』



凌ママ『凌ちゃんのお部屋はここだから中に入りましょ。』



凌『はぁい…』



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