好きだから...
どうかしましたか?って言われても・・・
迷子です
なんて言えねーよ!!
「えっと・・・ッ」

「あぁ!体育館ならあちらですよ。」ニコッ

おぉ。ナイスだ、イケメン!

「ありがとうございます。でも、あたしには普通に話してくれてかまいませんよ?・・ってか、はっきり言ってその笑顔キモいし。」
「クスッ、よく分かったな?初めてだぜ、バレたの?」

「他は目が腐ってんじゃない?そんなわかりやすいのに。」

「お前、名前は?」

「その上から目線うざい。人に聞くときは自分から名乗れよ。」

「悪いな、上から目線で。ちっちゃいから、嫌でもそうなっちゃうんだよ。ねぇ麗奈さん?」

「あぁ?もっかい言ってみろよ
つか、んで名前知って・・」

「あ、入学式始まる。また、後でね麗奈?」

「まぁ、二度と会うことはないと思うけど。」

「クスクス、絶対会うよ。じゃあ」
意味深なことを言って、奴はどっか行った。

つか、まぢうぜぇ。
あいつ気にいらねぇ。

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