曖昧
バイト中も気を抜くと
泣きそうになった

ばいとに集中して

泣かずに終わった


終わって事務所で座ってると店長がきた

「なんかあったん?」

「ないよ」

「嘘つけ!何もないなら何でお前そんな顔よ?」

「元からだし」

「そりゃそうだ」

「とりあえず言ってみ」

「フラれた」

気まずい沈黙が流れた



「あたし帰るね」

「あ-男はそいつだけじゃないで」

「あ、分かった。お先ィ〜」

そんな簡単に言わないでよ
< 13 / 51 >

この作品をシェア

pagetop