ブランケット
みんなの心の声。
(早速ノロケ…?)
「ただ、女子に囲まれてるのを見ると…なんか…わぁってなる。」
(天然…?)
「以上、はい。次は菜月。」
無理矢理バトンを渡したその先は菜月。
「え、えっ?私は男子と絡む場面すらないよ!?」
「だったら、友達の志緒ちゃんの事見てどう思う?ってのは?」
雪姫は案を出す。
「えっと…、志緒ちゃんと江鳩くんはお似合いだと思う。二人とも落ち着いてるし。」
「ようするにいつまで友達ごっこしてんのってこと。」
波崎は鋭く言った。
「…でも、あたし分かる気するかも。」
「私も。」
夜志乃と雪姫が同意見。
「なんか、私の場合は幼なじみのまんまで良いやって思っちゃうんだよね。」