ブランケット

「なーんだ。」
「ごめんね、期待に添えなくて。次は那瑠ちゃんだよ。」

苦笑い気味に波崎は那瑠にバトンを渡す。

「…凄むと怖い。」

「完全に悪口に聞こえるよ!!?」
と菜月。

「なんか、改めて考えた良壱の良いとこって何?」
「誰もわかんないよ。」
と雪姫。
(共演ゼロ)

「なんで好きなの?」

夜志乃は聞いた。

「あ…!分かった。守ってくれるから。」

(一体何から…?)

「きっと、あたしが怖いって言ったら嫌そうな顔をしながらでも守ってくれそうな気がする。」

「愛し合ってるね。」

クスクスと楽しそうに雪姫は笑っている。



< 144 / 221 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop