春風
翌日、あたしは柚の元へ向かった。
今日退院して、
今は家に居るはずだ。
インターホンを鳴らして中へ入り、
柚と会った。
「…おぅ。」
「退院おめでと。」
「サンキュ。」
そんな軽い会話を交わして、
あたしは座る。
「あたしさぁ、
昨日からずっと
考えてた事が
あるんだよね。」
「何?」
「…あたしは
どうやったら、
柚にとって
落ち着く存在に
なれるのかなって。」
「真桜…。」
「カップルが
長続きするには
それしかないんじゃ
ないかって思うの。」
「…まぁな。
でも俺は真桜が
そう考えてくれてる
だけでも嬉しいよ。」
「柚はさ、あたしと
居て、落ち着く?」
「…あぁ。」
「本当に?」
「疑ってんのか?
大丈夫だよ。
俺は真桜の事が
昔から好きだし、
真桜も俺を
昔から好きだろ?」
「うん。」
「昔から一緒に居て、
真桜を嫌いになった
事は一度もないよ。」
「喧嘩は良くするけどね。」
「まぁ、喧嘩するほど
仲が良いって事だよ。」
2人で笑った。
今日退院して、
今は家に居るはずだ。
インターホンを鳴らして中へ入り、
柚と会った。
「…おぅ。」
「退院おめでと。」
「サンキュ。」
そんな軽い会話を交わして、
あたしは座る。
「あたしさぁ、
昨日からずっと
考えてた事が
あるんだよね。」
「何?」
「…あたしは
どうやったら、
柚にとって
落ち着く存在に
なれるのかなって。」
「真桜…。」
「カップルが
長続きするには
それしかないんじゃ
ないかって思うの。」
「…まぁな。
でも俺は真桜が
そう考えてくれてる
だけでも嬉しいよ。」
「柚はさ、あたしと
居て、落ち着く?」
「…あぁ。」
「本当に?」
「疑ってんのか?
大丈夫だよ。
俺は真桜の事が
昔から好きだし、
真桜も俺を
昔から好きだろ?」
「うん。」
「昔から一緒に居て、
真桜を嫌いになった
事は一度もないよ。」
「喧嘩は良くするけどね。」
「まぁ、喧嘩するほど
仲が良いって事だよ。」
2人で笑った。