極上の★スイートラバー
ズキズキと痛む頬を押さえながら、あたしの頭の中ではさっきの先輩の言葉がリピートされる。
―――「生意気なんだよ…!テメーなんか消えちまえ!猛くんだって迷惑で困ってるんだよ!」―――
…もし、さっきの先輩の言葉が本当だとしたら?
なんだろう。
ものすごく悲しいよ。
「先輩っ…、猛先輩っ…!」
あたしはとうとう我慢できなくなり、その場にしゃがみ込んだ。
…先輩は迷惑なのかな?
あたしの告白は、もしかして重荷だったのかな…?
自分の気持ちしか考えていなかったあたしに、なんだか腹が立ってきた。
さっきの先輩達の言葉を鵜呑みにするんじゃないけど…
あたし、先輩から離れた方がいいのかな…?
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