極上の★スイートラバー



この前までは、普通の高校生だった先輩。


だけど、先輩がギターを担当しているバンドのオリジナル曲が音楽関係者の耳に留まったらしく、メジャーデビューする事になったのだ。


しかも、新人でありながらドラマのタイアップ付きという派手なデビューの仕方。



…その為、先輩のバンドは瞬く間に大人気となってしまったのである。




「ったく、お前も飽きねーよな。そんなに俺を待ち伏せする事が楽しいか?」



「もちろんです!」




あたしは自信満々に席から立ち上がる。



あたしは先輩が好きなの!

そりゃもうストーカー並に!


好きだから少しでもいいから顔を見たいの。



…そう思うあたしは変?




.
< 2 / 48 >

この作品をシェア

pagetop