極上の★スイートラバー
あたしは未だに敬語だし、「先輩」付けもしている。
猛先輩もクールで、あまりあたしに愛の言葉を囁いてくれない。
だけど、いいもん!
あたし達の想いは、繋がり合っている事を知っているから。
「せんぱーいっ…!」
いきなり抱きつくあたしを、先輩は何も言わずに、ただ頭を撫でてくれている。
こんな些細な行動全てが、あたしを好きなんだって事を感じさせるんだ。
「大好きですー!」
「知ってる」
「先輩は?」
その言葉に、あたし達の目はふと合う。
優しく微笑んだ先輩は、そっと口を開いた。
「もちろん、好きに決まってんじゃねぇか。これからも一生離す気はねぇから、覚悟しとけよ?」
((This love continues
all one's life.))