来ちゃいました。

「いい？信じられないかもだけど…聞いて？」


あたしがそう言うと男は、ゆっくり頷く。

あたしは、それを確認すると言葉を選びながら話続ける。


「えぇっと、単刀直入に言っちゃうと…あなたは、昔の時代から今の時代にタイムトリップ…まぁ簡単に言うと、あなたがさっき言ってた"時空移動"しちゃったわけ！」


そうあたしが言い終えると……



「あははは！」




いきなり男は笑い出した。


「笑う要素…あった？」



あたし…いつになく真剣だった気がしたんですけど…



「君、おもしろいね？本当に時空移動あるわけないでしょ？」



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