来ちゃいました。


カチャ――…


カチャ…?


その音でやな汗が吹き出す。


「君さぁ」


ビクッ!

いきなり男に呼ばれ、あたしは異常に反応した。

気がつけば、あたしに向かって刃が向けられている。

ゴク……

あたしは生唾を飲み続きを待つ。




「あんま五月蝿いと斬るよ?」


斬る…?



「おっ落ち着いてください!!」

て!あたしが落ち着け自分!!



こんなときでも男は微笑んでいる。


だから以上に怖い。



でも……

「や、刃をお納めください!」



.
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