来ちゃいました。



「だめに決まってるじゃないですかぁい!」



だめだよ!

男と女が一つ屋根の下!?
危ないったらありゃしない!



「それじゃあ俺はどうなんの?」


「い゙!」


そんな仔犬みたいな潤んだ目でお願いするなぁー!!



「…そうしたら、僕どうなっちゃうんだろ…」



だめ!惑わされちゃだめー!!



でも、たしかに…
沖田はこの時代の人ではない。
幕末という時代から来たのだ。

そんなひとが一人で生きていける?

そんなことがあるわけない。


それなら、あたしが色々と教えてあげなぎゃいけないのかも……。



沖田を…何も分からない世界に一人で置いていけるわけがない。


そんなこと…例え沖田じゃなくてもできない。





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