来ちゃいました。



「ちゃっちゃかちゃー!パフパフ!できましたぁ!智奈ちゃん特製!和風スペシャルパレードでぇす♪」


「お米とアジの開きとおみそ汁ね」

「なんで言い直すんですか!これは智奈ちゃん特製!和風スペs「いただきます」


て!人の話は最後まで聞けいっ!


そう今ままさに、沖田に遮られたのだ。



「…!?、美味しい…」


沖田さんは、目を見開き驚いているような顔をする。

そんなことを言われ、あたしは

「でっしょー♪」

…と上機嫌。



褒められて嬉しくない人は、滅多にいないよっ♪


「このお茶美味しい!」


はい?

お茶…ですか…?



「お茶なんかい!」


あたしは咄嗟にそう突っ込む。


「あ!もしや、自分の作った料理が褒められた!…とでも?」



沖田さんは意地悪く微笑む。

さっきの顔は、なんだったんだい!




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