来ちゃいました。

「せーn…「ごちそうさまでした」

きぃぃぃっ!一緒に言おうと思ってたら先に言われた!


「ごちそーさまでした!」

あたしは、少し強めに言う。



いろいろと会話をしながら食べていたらすぐなくなった。



まぁ…いじめられたけどね…


でも…ときより見せる柔らかい笑みが、あたしの心臓をドキドキさせる。


「なんかさ、こんなに変わった日本を見せられると哀しくなる」

いきなり沖田がそんなことを言い出した。


…え?


さっきと同じ…
すごく淋しげな笑み…。



「…言ってください」

あたしは小さく呟くよう言う。


「え?」

「だから!言ってください!さっきも言ったじゃないですか!あと言ったほうが楽になるかもですよ?」


あたしは、そう言うとニッコリ笑う。


でも…沖田の次の言葉であたしは絶句する…



「それが…悲しい結末でも……?」




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