虹に降る雨〜瞭の想い〜
「可愛い?」
「文句なしに。」
「くっそー!覚えてねぇ!」
とにかくくやしがる姿が笑えた。
「友姫、元気?」
「元気元気。くっそお。」
中学の同級生の友姫と付き合ってる塁。
つまり、俺も同級生。
もう6年くらいになる。
「友姫も逢いたいってさ。アイドルの彼を持つ苦労を語り合う会結成するって張り切ってるぜ。」
「友姫、苦労してんだ?」
「してるわけねぇだろ。優雅な女子大生が。バイトだかなんだかしんねぇけどいっつも留守電。苦労してんのは俺だっつうの。」
首に巻いたタオルを頭に巻きなおした。
「寂しい塁くん、頑張って。」
「おしっ!頑張ります!……いや、寂しくないから。そこ、間違えないように。」
「文句なしに。」
「くっそー!覚えてねぇ!」
とにかくくやしがる姿が笑えた。
「友姫、元気?」
「元気元気。くっそお。」
中学の同級生の友姫と付き合ってる塁。
つまり、俺も同級生。
もう6年くらいになる。
「友姫も逢いたいってさ。アイドルの彼を持つ苦労を語り合う会結成するって張り切ってるぜ。」
「友姫、苦労してんだ?」
「してるわけねぇだろ。優雅な女子大生が。バイトだかなんだかしんねぇけどいっつも留守電。苦労してんのは俺だっつうの。」
首に巻いたタオルを頭に巻きなおした。
「寂しい塁くん、頑張って。」
「おしっ!頑張ります!……いや、寂しくないから。そこ、間違えないように。」