虹に降る雨〜瞭の想い〜
「明けましておめでとうございます。」
「おめでとうございます。今年も宜しく。いや、違うな。」
「ん?」
自分でした挨拶を自分で違うと否定する俺を不思議そうに覗き込んだ。
「今年は、もっともっと美羽と一緒にいたい。いさせてください。」
「瞭くん?」
「クリスマス、ごめんなさい。」
頭を下げた。
「良いのに。気にしてないし。」
「気にして!」
「え?」
「約束破ったんだから。こういうときは、怒って良いんだよ?」
突然の休みに浮かれてたクリスマスイヴ前日。
せっかく楽しみにしていたドライブも、我が家でのディナーも、全て、突然のスケジュール変更で無くなった。
そのあとは、毎年恒例の働き詰。
明け方帰り、少し眠って仕事へ出る。
「おめでとうございます。今年も宜しく。いや、違うな。」
「ん?」
自分でした挨拶を自分で違うと否定する俺を不思議そうに覗き込んだ。
「今年は、もっともっと美羽と一緒にいたい。いさせてください。」
「瞭くん?」
「クリスマス、ごめんなさい。」
頭を下げた。
「良いのに。気にしてないし。」
「気にして!」
「え?」
「約束破ったんだから。こういうときは、怒って良いんだよ?」
突然の休みに浮かれてたクリスマスイヴ前日。
せっかく楽しみにしていたドライブも、我が家でのディナーも、全て、突然のスケジュール変更で無くなった。
そのあとは、毎年恒例の働き詰。
明け方帰り、少し眠って仕事へ出る。