faKe anD Real
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朝。
私は、いつものように学校へと急ぐ。
接続の悪い電車を大急ぎで乗り換え、そして最後の乗り換えを終える。
その二つ先が私の目的の駅。
改札を出た後、乗り換えがスムーズに行った事に感謝する。
南口から真っ直ぐ道を進むと五分くらいで、高校に着く。
それが毎日繰り返される、私の朝。
教室に入ると何時ものように、美琴は話し掛けてきた。
「おはよー。」
「おはよ!!てか、昨日メールありがと♪」
「いやいや、付き合わせたのあたしだし。」
「そうだった!!」
そして私は笑いながら、自分の席についた。