faKe anD Real

そのままの表情で、美琴は机に伏せた。

「どうしたの…?」

「何でもないよ…。」


今まで顔を伏せたと思ったら、また美琴は顔を上げた。

顔は真っ赤になっていて、その顔色が絶対何があると確信させた。

「言ってみなさいな。」

「うー…信じる??」


「90%の確率で。」


「微妙に高い…じゃあ言うね。」


美琴は決心したように深呼吸をした。


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