おばあちゃんの約束。短編[完]
「「え・・・??」」
私と由紀は、全く理解出来ない。
どうゆう事なの??
「わかんないよね。今から詳しく話すわね。・・・まず、結伊が霊感持ちなのは・・・、しってるよね。」
そうだった・・・。
結伊は霊感を持っていた。
結衣伊は続けた。
「結伊、部屋に入った時、何か変な物を感じたの。でも、微かな霊圧で、全く気にしていなかったわ。でも、奈子が写真を撮った時、ヤバいと思ったの。だって、奈子は霊を見慣れていないでしょう。だから奈子は逃げ帰ったのよ。でも、1人じゃ怖いし、真実を知っているのに智果を見殺しに・・・なんて出来る筈がないの。だから、結伊を頼って、メールしてきたんじゃないかしら。」
結伊のブリッ子は、消えていた。
「・・・、此処までの経緯は分かったは。でも、何故智果がほかさなくてはいけないの・・・??」
私も同感である。
フと由紀を見た。
由紀が少し震えていた。