おばあちゃんの約束。短編[完]
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その後私は、
2人に
帰って貰い、
ずっと悩んでいた。
結局決めた事。
水晶玉を壊す事だった。
「重たあいっ!!」
私は水晶玉を持ち上げ
窓を覗いた。
8階から落とすんだ、
割れなかったら
おかしい。
「ばいばい、おばあちゃん・・・。」
ぱっ・・・。
水晶玉は凄い
スピードで落ちて行く。
「やっぱりダメ・・・っ!
おばあちゃんっ!!」
ガシッ
いつの間にか私は
水晶を掴み
8階から、水晶と共に
落ちていた。
水晶玉を取り、
私はそのまま
道路に落ちた。
おばあちゃん、
ごめんね・・・。
スグ、行くからね・・・。
もう、寂しくない・・・よ・・・。
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