★ショコラ★~Valentine Box~
彼は木上さんをリスペクトしているようで、あたしは相槌を打ちながら聞く。
彼の言ってる事は共感出来るし、あたしもそう思ってた事だから自然と会話が盛上がる。
「なんかスミマセン…俺ばっかり喋っちゃって。
コレでいかがでしょうか?」
あたしの前にスッと出された細長いグラス
中には透き通る様な夕日色のキラキラした液体
グラスの縁にはイチゴとオレンジが飾られていた。