★ショコラ★~Valentine Box~
「キレイだね。」
「そうだね。」
ハルくんは私の手を取って、町を並んで歩く。
ハルくんと居ると
寒いハズの空気は
温かくて
刺す様にふく風は
何故か優しい。
ハルくんに寄り添うと、私を優しいまなざしで見下ろすハルくん。
「大好きだよ。
ハルくん。」
「うん、俺も大好き。」
自然と気持ちが口に出る。
普段は思ってても恥ずかしくて言えないから。
こうやって伝えられる事に
私にかかった魔法に感謝する。