赤色の桜-短編-

「いやあ-------っ」

涼子は叫びながら走った。


ドン_

誰かとぶつかった。
カレンだ。



「...聞いちゃった?」


カレンは悪魔のような笑みを浮かべながら聞く。


「友達になってくれるよね??」

そういって涼子の首をつかんだ。



「いやあ------っ」

涼子の叫び声が校庭に響く。

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