ぬいぐるみに恋する少女



沈黙が続く…。



つまり



yesってことかよ…。



ガタンッ!


彼女は音を立てて立った。



俺の後ろに先生が現れたからだ。



「須川さん…大丈夫?」



何が大丈夫だよ。


何に対しての大丈夫なんだよ。




須川に近付こうと歩いてくる先生に


須川は振り払い屋上から逃げていった。





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