ぬいぐるみに恋する少女



俺はちょっとムキになる。そして、滝崎は俺をからかう。




「はーい、ストップ!」



いつの間にか俺らの近くにいた池田がパンパンと手を叩く。




「お前ら何やってんの?」



“お前ら”と言っているのに池田が睨みつけてるのは俺オンリー。


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