ぬいぐるみに恋する少女




俺は塾のカバンを自分の部屋に置き、姉ちゃんの部屋に入った。






「ノックぐらいしろよぉ…。」




ベッドに寝っ転がる姉ちゃんの声に活気がない。





「姉ちゃんも人のこと言えないじゃん。」



「そだね…。」





やっぱりいつもの活気がない。



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