ぬいぐるみに恋する少女


その目は涙が溢れ、充血をしていた。





「そんな早く忘れられるわけないでしょ!?遊びで付き合ってたわけじゃないんだから!」




姉ちゃんは必死で訴える。






今まで母親とケンカをしても最後にはヘラヘラ笑ってたのに、今の姉ちゃんは追い詰められていた。





「あっちは遊びだったのかもね…。」





姉ちゃんは遠い目をする。




俺は姉ちゃんの彼氏になって考えてみた…。



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