ぬいぐるみに恋する少女



無言になる俺ら。






その沈黙に耐えられなくなって俺は席を立つ。



「俺、帰るね。ありがとう。」



「えっ…」




須川は困った顔をする。




「何?もっと居てほしいの?」



またいつものこいつをからかうくせが出てしまった。




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