ぬいぐるみに恋する少女


「俺たちに須川の事を頼んだ時もそうでしたよね?


クラスの皆が…生徒が…って言って、子供任せにして。



結局、先生は須川に何もしてませんよ?」




さっちゃんに当たってしまった。



滝崎が俺の腕をつねる。




さっちゃんは困った顔で笑う。



「あはは、厳しいなぁ。


じゃあ、先生も最後だから頑張ってみるね。」




さっちゃんはそう言って俺たちを帰した。



< 302 / 327 >

この作品をシェア

pagetop