ぬいぐるみに恋する少女


「俺、部屋に戻る。」


耐えられなくなった俺は空っぽになった皿を下げて部屋に戻った。



そして、ベッドにザッブーン。



うつ伏せになって考える。





今さら、何照れてんだよ、俺。



最後なんだからしっかりしろ。



って…最後なんだな…。




もう須川とは会えなくなってしまうのかもしれない。



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