雨音
「行くぞ。お茶しにいくんだろ?」
「響ちゃん、やさしい!雨音ちゃん、行くよ!」
グイグイ引っ張っていくこの二人。
ホント、自由。
やりたい放題やって、飽きたら捨てる。
そんなのにあたしはどこかで憧れていたみたい。
今、何時だ?
12時24分。
誕生日だ。
まだ気づかなかったけど、この時、難しいこと考えている顔になっていた。
人生を変えるような。
悩みをこの自由気ままな二人が知ることになるなんて。
「響ちゃん、やさしい!雨音ちゃん、行くよ!」
グイグイ引っ張っていくこの二人。
ホント、自由。
やりたい放題やって、飽きたら捨てる。
そんなのにあたしはどこかで憧れていたみたい。
今、何時だ?
12時24分。
誕生日だ。
まだ気づかなかったけど、この時、難しいこと考えている顔になっていた。
人生を変えるような。
悩みをこの自由気ままな二人が知ることになるなんて。