雨音
ゲーセンに入った瞬間、雨音の顔がこわばった。



相当、うるさいかんな。



そっから話は進んで、「喜怒哀楽」が出てきた。



喜怒哀楽が出てきてずっと考えてた。



あいつ、全然喜怒哀楽じゃねー。



いい間違えてたオレがバカだ。



でも、進学校に行ってる雨音だってバカだ。



♪~♪~♪


誰だ?


『はい、もしもし。』



「おう!響。お前なんで学校来ねーんだよ。」



『龍が女と絡んで振り回されてんだよ。』



「またアイツか。注意払え。」


『お前に言われたくない。それに、気にあることがあったしな。』


「へ~。気になっちゃう感じ??」



『ふざけんな。』



「お~!こえぇ~!怒んなって!今日こねんだな。」



『あぁ。』



「分かった。行っとく。でも先輩が探してたぞ?お前の事。」



『わかった。』



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