雨音
あたしは、この二人の会話をボーーーっと聞いていた。



「空が憐に絡まれた。あいつか弱いからいかないと」



「あぁ。こいつどうすんだ?」



「う~~~~ん。連れて行こうか。」




『ふぇ??』




いきなり話をふられたから、変な声を出してしまった。



「そうだね。じゃあ迎え呼んでくる。」




『あの~・・・あたし何すればいいの??』




「今からダチ救いに行く。雨音は車で待てばいい。」



なーんだ。


そんだけか。



って・・・









”は!?”
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