俺様彼氏と甘い日々。
あたしは隼人を思いっきり離した。
『なんだよ』
「なんだよじゃないよ!手出さないんでしょーが!!!」
あたしは真っ赤になりながら必死にうったえた。
『チッ。じゃあまた今度のお楽しみな。』
とニヤリと笑いながらあたしのケーキを一口食べた。
あたしはまだ胸がドキドキいってる。
そんなあたしと比べて自然な態度をとる隼人。
きっと隼人は経験豊富なんだろうな。
そう思い気持ちが悲しくなるときもある。
でもそんな事実からあたしはいつも目をそむけている。
ただ今はこの幸せだけを感じていたかったから。
窓から差し込む夕日に顔をそむけながらあたしはそんなことを考えた。
隼人との幸せを感じながら・・・