俺様彼氏と甘い日々。


学校の近くになるとあたしは女友達から挨拶された。



いじめられてるのに?



内心不安でしょうがなかった。



表情にできるだけあらわさないようにあたしは玄関までいった。



下駄箱に手をかけ恐る恐る開けた



中には普通の靴。



あたしはホッと胸を撫で下ろした。



いっきに肩から力が抜け、靴をすーっととってはき変えた。



隼人もはきかえたのを確認すると朝の寒い廊下を歩いた。



「おっす!隼人〜」



隼人の友達が声をかけた。



あたしがいちゃ邪魔かな。



「先、教室いっとくね」



『あぁ。ごめんな!』



爽やかに隼人が笑ったのであたしは教室への階段を上った。



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