俺様彼氏と甘い日々。


ポケットに手をいれると隼人くんのケー番とメルアドが。



あたしはそれをただ呆然とながめたまま考えた。


ずっと片思いしてたイケメン隼人くんにいきなり告白だなんて・・・



・・・・ありえん



これは嘘告白だとバカなあたしは考えた。



でもあたしはちょっとの間胸のドキドキが止まらなかった。



だって嘘とは言え好きな人に告られたんだもん。


しかもキスまで。



てかなにげにファーストキスだったりしたんだけど・・・。



でもそんなことより隼人くんの笑い顔が浮かんできて、あったかくなった。



チャイムが鳴りあたしは教室まで走った。



5時間目と6時間目はほぼうかれてノートとってない。



6時間目の終わり、ぼーっとしてたあたしの頭を叩いた人がいた。



「いったぁ!!なにするん!!?」



「なにするん!!?じゃねぇよ!愛梨がノートとんなかった時写さしてあげるあたしをちょっとはいたわれバカ!!」



マシンガンぐらいの勢いでとんでくる瑠衣の文句。
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