俺様彼氏と甘い日々。
瑠衣というのはアタシの友達。
松下瑠衣(マツシタルイ)
男っぽくて可愛いよりかっこいい。
そしてあたしは瑠衣に隼人くんのことを話した。
そうすると瑠衣はあわれな目であたしを見ながら言った。
「ねぇ愛梨?いくら隼人くんが好きだからってそこまでいくと変態だよ。」
はぁ〜とため息をつく瑠衣。
だから妄想じゃないっつーの!!!
「だから本当にっ『愛梨!一緒に帰ろ!』
あたしの話しをさえぎりやってきた隼人くん。
「えっ!?あ、うん。じゃあね瑠衣!」
瑠衣は本物の隼人くんを見て真っ赤になりつつぼうぜんとあたしを見つめてた。
そりゃあそうだよね。
あたしだって横に隼人くんがいるんだもん!心臓もたないっ!!
チラッと隼人くんを見ると視線があった。
あたしの心臓がドキドキと早い鼓動になる。
隼人くんは隣でクスクス笑うとあたしの手を握ってきた。
「は、はは隼人くん!?」
あまりの驚きに何度もかんでしまった。