天然彼女とギャル男彼氏
用事あってさ…。良いか?」と彩に聞いた。
彩は俺から離れ優が居る場所に行った。
彩が振り返り「逸人。其所で待っててね。女の子と話したら焼きもち妬くから。」と笑って言った。
俺は笑って「大丈夫だから安心しろ。」と言って手を振った。
彩は笑って優が居る場所に走って行っていた。
俺は「はぁ…暇。」と呟いた。
すると卓也が「遊ぶか?」と聞いてきた。
俺は「どっちでも良いけど。」と言った。
「じゃあ遊ぼ。」そう言って俺の腕を引き教室に入った。
「逸人ー。待ってたよ。」と知らない先輩が言ってきた。
俺は彩との約束を守るんだ。
俺は「卓也わりぃな。俺彩と約束してんだ。」と言って教室を飛び出した。
まだ終わんねぇのか…。
俺はトボトボ歩き保健室に向かった。
保健室は賑やかで眩しかった。
心が暗かったからかな。
光がともされたと思った。
保健室に入ると「おっ逸人やん。あれ?彩ちゃんは?」と村木に聞かれた。
俺は「今優と話してる。」と言った。
村木は「そうなんか。でも優今日告るつってたけど?」と言った。
俺は走って元の場所に戻った。
―――ドンッ―――
いきなり誰かがぶつかってきた。
俺は「いってぇ…」と言った。
ぶつかってきた人は
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