天然彼女とｷﾞｬﾙ男彼氏

優は「良かったじゃん。」と喜んでくれた。
俺は「じゃあ用意してくる。」そう言って部屋を出た。
優の声は聞き取りにくかったけど「頑張れー。」だけははっきり聞こえた。
待ち合わせは１０時。
後二時間はあるな。
風呂でも入るか…。
シャワーを浴びて髪を
洗い体を洗った。
頭を拭いて体を拭いて
服を着替えれば完成。
意外に早く準備出来た。
早く逢いたい…。
そんな想いが通じたのか
携帯が鳴った。
「彩ちゃんからメールだ」
そう思って携帯を開いた。
「いまから逢いませんか?」と…。
嬉しかった。その内容だけでドキドキしたんだ。
返事を打った。
「もちろんＯＫです。」
と返事を返した。
「それじゃあ待ち合わせはｻﾝﾏﾙｸのｶﾌｪで★」
と返事が来ていた。
俺は「了解★」と送り
部屋を飛び出した。
いますぐ逢いたい…。
そんな事ばかりが胸を
よぎる。
逢う度ドキドキする。
ようやくｻﾝﾏﾙｸのｶﾌｪに
着いた。
だけどまだ居なくて…。
携帯が鳴り響いた。
「もうちょっと待ってください。化粧が終らなくて」という内容だった。
俺は「焦らなくても良いよ。」と送った。
「ありがとう★」とメールが来ていたのを俺は気付かなかった。