天然彼女とギャル男彼氏
大切にしようと決めたから…。
プリクラを撮り終わり
プリクラに落書きをたくさんした。
俺は『中村夫婦最高』
と書いた。後記念日も
欠かさず書いてた。
彩は俺とは反対に
『辻浦夫婦最高』と自分の名字を使って書いてた。
記念日も欠かさず書いてた。
二人は幸せだと感じた。
ずっとこの幸せが続けば
良いと願った。
俺は彩の手を握り「次何処行こうか?」と聞いた。
彩は「服とか見たいな。」と笑って言った。
笑顔が可愛いすぎる。
「俺も服見たい。」と
言った。
彩は俺の手を引っ張り
ながら「彼処に良いお店あるんだよ。」と楽しそうに言った。
俺まで笑顔になった。
楽しくて、この時もう
離れたくないという
気持ちが強かった。
だからかな…?
彩の手を強く握ってた
のは。
また離れていくと思った
から離したくないと思って強く握り締めた。
彩は「寂しそうな顔しなくても何処にも行かないよ。」と笑って言ってくれた。
俺は笑顔で「寂しそうな顔なんてしてねぇよ。だから心配すんな。」笑ってそう言った。
彩に嘘をついた。
強がってた…………。
ほんとは寂しそうな顔してたしきっと離れていくんだろうなって思ってたから。
だから寂しくなって苦しくなった
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