神様の悪戯



月曜日、登校した私を捕まえ美羽は上機嫌で報告してくれた。



先週、噂にあった先生に会えた事。

その人は音楽の担当である事。



名前は…



『一ノ瀬藍紫』



独身、彼女無。


年齢は調査中だとか…




出来れば間違いであって欲しかった。

そんな、美羽が待ち焦がれた先生がアイツなんて…


けど、私が一週間探しても姿がなかったのも噂の先生がアイツなら合点がいく。



有り得ないッ!!
あんな奴がなんで……


「ちょっ、美羽、落ち着いて?あの…その先生カッコいいんだよね?どこがいいの?」

「うん、マヂやばかった。予想以上だったもん。例えばね…」


彼女は指折り数えて教えてくれた。



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