君じゃなきゃ意味が無い
…取り敢えず、自分の部屋に隠しとこ♪


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家に帰り、荷物を部屋に隠し、裕亮の居るリビングに行くと、去年よりも多いチョコレートと、何通かの未開封ラブレター…
つい、ムッとしてしまう;;

『あ…お帰り』

『…ただいま。裕亮、モテモテだねぇ?』

『ん~…これ、義理だろ?』

『義理チョコ渡すのに手紙書く?;;』

『…書かねぇか;;』

裕亮はテーブルに置かれた、チョコと手紙に視線を落とした。

はぁ…と溜め息を吐き、タバコを吸うためにベランダに向かう。

ヤキモチ妬いちゃう自分に嫌気がさす。会社の子からのチョコなら、相手に不快な思いさせないように受け取るのが礼儀…

ベランダに出る前に立ち止まり、裕亮の元へUターン…
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