空中ブランコ
だから
もう、止める
もお、起きるのも疲れたよ
考えるのも、生きるのも
メアリ―も、メリ―も
元帥も、運命も、使命も
全部、全部、
私には何一つ必要じゃない。
だから、ここで永遠と寝たい
寝よう?
うん。寝よう
自問自答をしては縮まっていく自分に、誰かか遠くで嘲笑っている様な気がした
── 約束の時間ですよ、メリ―嬢。──
やくそく?
だれ?
──── 自分で生きる意味が見出だせないなら、私の手を掴めばいい。
──── 私があなたに存在価値を差し上げます。
だから、あなたはただ、私の傍にいれば良いい。
──── そして全てを私に委ねろ。
全ての物から守ってやる。