大切な場所
私と健太は遅くまで話した。

学校での事。

友達の事。

こんな話をしていると空はすっかり暗くなっていた。

「今何時だ??」

私はケータイを取り出して調べる。

『7時だぁぁぁ!!』

春だから7時になったら結構暗かった。

『じゃあ!私帰らないと!塾あるし!!』

私は健太にバイバイをして走って帰った。


『ただいま!!』

「愛!塾行くの忘れてない??もう間に合わないじゃない!!」

『ぁぁぁ!わかってる!じゃあ今日は行かない!塾の先生に言っといて!』

私はそれだけ言い部屋に入った。

最近お母さんに対して態度が悪いってわかってるけど…反抗気って奴?

私はそう思いながらもご飯は食べないと死ぬ!と思ってリビングに行った。
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