大切な場所
『お母さん!ご飯…』

私は愛想なくお母さんに話しかける。

「そこにある!」

お母さんの声も怒っている声。

『ねぇ!お兄ちゃんは??』

「健二なら彼女の家じゃない??」

『ハァ!またかよ!!』
お兄ちゃんは私の2こ年上の大学生。

最近は彼女が出来たらしく彼女の家ばっかり行っている。

まぁ自慢できるのがとにかくお兄ちゃんはかなりモテる!って事ぐらい。
ガラ悪いし。

考えられない!

お母さんも呆れているし。


『ごちそうさま…』

私は食器を水で洗ってお風呂に入った。


『フゥ!気持ちよかった!!』

お風呂から上がり今は自分の部屋。
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