大切な場所
ハァ!?

だからわからんから電話したんじゃ!!

『もぉ!どんな人??』
「今高3!同じ学校だよ!背はかなり高いし!性格めちゃめちゃいいよ!」

『高3ンンンン!うちらより年上ェェェェ!?』

「何よ!?年上じゃ悪い??」

『違うけど…まさか渚が年上好きとは…』

「まぁとにかく!うちはあの人と絶対に付き合うの!!じゃね!!」

『ちっ!ちょっと!!』
プープー!!

『ェェェェ!切りやがった!』

私はまたかけ直した。

ただいま電話に出る事が出来ません…ピーとなっ…

プチ。

聞こえるのは女の高い声だけ。

私は電話を切った。

『ぁぁぁぁ!なんで切るかな!』

ベッドにおもいっきり倒れ込む。

私はケータイを握りしめたまま寝てしまった。
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