大切な場所
「わかった…じゃあこの話はもう終わり!あっ!アイツら上手くいってるかな??」

『え!?ぁぁ!きっと今から私達の所走って来るよ!しかも手繋ぎながら!!』

「ハハハ!有り得ないな!!」

『そうだよねェ!!』

そんな話をしていると私の名前を呼ぶ声が聞こえた。

「あ~い!!」

近づくにつれ声はどんどん大きくなっていく。

『渚じゃん!…しかも…隣に…大輝くんも…』

「ハァ!?冗談は通用しねェェ!有り得ないって言ったじゃん!!」

ううん!!

あれは間違いなく渚と大輝くん。

「あ~い!!』

そんな事を考えているうちに渚が目の前にいた。
『渚!!!』

「ヘヘ!うちら付き合う事になったんだぁぁ!」
渚が満面の笑顔で言う。
「はぁ!まじかよ?」

心は放心状態のまま大輝くんに聞く。

「俺ら今普通に手繋いでたじゃん!!」
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